②固定費をスマート化

スマホ料金の損を防ごう

1.圧倒的におすすめ!格安SIMに乗り換える

スマホ代・携帯代を安くする方法の中で、一番おすすめなのは格安SIMへの乗り換えです。「格安」という言葉の通り、大手キャリアと比べて通信料金が、半分以下になることも珍しくありません。スマホ・携帯を買い換える必要がなく、通信会社を乗り換えるだけで、月々のスマホ代・携帯代が安くなります。

SIMとは

「SIM」とは、スマホや携帯の中に入っているICカードのことで、SIMカードと呼ばれることもあります。SIMカードは、通信事業者が発行しており、識別番号や電話番号などの情報が記録されています。スマホ・携帯の機種変更を行うときは、SIMカードの入れ替えを行う必要があります。

SIMカードの入ってないスマホや携帯でも、カメラ・電卓などの通信が不要な機能は使用できます。Wi-Fi環境さえあれば、電話・ショートメッセージ以外の機能が使用できます。

格安SIMとは

格安SIMとは、MVNO(仮想移動体通信事業者)が発行するSIMカードのことで、スマホ・携帯の利用料が低価格で提供されます。MVNOは、独自通信施設を持たず、大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しています。大手キャリアのサービスと区別するために「格安SIM」と呼ばれるようになりました。

格安SIMはなぜ安い?

格安SIMを提供しているMVNOでは、独自の通信施設を保持していないために、通信費が安いです。自社で、設備投資・メンテナンスを行う必要がなく、費用がかかりません。格安SIMでは、データ通信量のみのプランが多く、通話料金が組み込まれていないため、安くなっています。通常は使った分の通話料だけが、別途請求されます。

本体そのままでSIMカードだけ入れ替えも可能

使用中の端末で「SIMロック解除」を行うことで、本体はそのままで、SIMカードを入れ替えれば、キャリアを乗り換えられます。SIMロック解除には、「端末購入から100日経過していること」など、条件があるため注意が必要です。今使っている端末がSIMロック解除の条件を満たしているかどうか、乗り換え前に確認しておきましょう。

イオンモバイルなら全国200店舗以上で販売・サポート

格安SIM事業者はたくさんありますが、実店舗を持たない会社が多いです。実店舗があったとしても、「都市部にしかない」「店舗数が少ない」というケースもあります。格安SIMの購入は、オンラインで行うことが殆どとなっています。何かトラブルがあった際などに、店舗で直接話しを聞いてもらいたくても、難しいです。

2.契約プランを見直す

現在契約しているプランを見直しましょう。月々のデータ使用量が余っているなら、通信量の少ないプランに変更することで料金を抑えられます。通信量がオーバーして追加料金を支払っているような場合は、大容量プランに変更したほうがお得になる可能性があります。自分の現状に合ったプランを選ぶことが大切です。

3.通話が多い人は通話定額オプションを検討する

毎月の通話が多い人は、通話定額オプションを検討しましょう。大手キャリアには、5分以内の国内通話が無料、24時間いつでも国内通話無料などのプランがあります。格安SIMの場合は、10分以内の国内通話が無料のプランが多く、24時間通話無料のプランはほぼありません。

4.通話しない人はデータ通信専用SIMを検討する

通話をしない人は、データ通信専用SIMに切り替えることで、データ通信を低価格で利用できます。データ通信専用SIMでも、通話アプリやIP電話などを利用することで、音声通話が可能です。格安スマホなら、インターネット専用としてさらに安く利用できるプランも用意されています。

5.積極的にWi-Fiを利用する

積極的にWi-Fiを利用することで料金を下げられます。自宅のWi-Fiや公衆Wi-Fiに接続することでキャリアの回線を使ったデータ通信を減らせます。動画・アプリのダウンロードなど、データ通信量が多くなりそうなときは、必ずWi-Fiを利用しましょう。公衆Wi-Fiを利用する際は、セキュリティが不十分なことがあるため、注意が必要です。

6.オプション契約を整理する

スマホ・携帯を契約したときに付けたオプションを整理してみましょう。解約せずそのままになっているオプションは少なくありません。ひとつひとつは少額でも、1か月税込330円のオプションを2つ契約していると、年間 税込7,920円になります。不要なオプションは、解約しましょう。

7.定額サービスを整理する

オプション契約と同様に、動画や音楽の定額サービスの契約も見直してみましょう。無料のうちに解約しようと思っていたのに忘れていた、似たようなサービスにいくつも登録していたなど、整理することで、月額料金は安くなります。

8.ゲームの課金を控える

ゲームの課金を控えることも、スマホ代・携帯代を安くするためには効果的です。1回の課金は少額でも、定期的に課金していると年単位では大きな出費となります。キャリア決済で課金している場合は、スマホ代・携帯代と合算して請求されるため、明細を見ないとゲームへの課金額が把握できません。課金額を正確に把握し、多すぎる場合は、課金を控えることも大切です。

9.無料通話アプリを利用する

LINE・Skypeなどの無料通話アプリを利用すれば、通話料金はかかりません。通話定額オプションなどを利用していない場合は、積極的に無料通話アプリを利用しましょう。通話の相手も同じアプリを使う必要があること、通信が不安定な場所では、通話が途切れたり、音声が遅延したりする可能性があることに注意が必要です。

10.SIMフリースマホを選ぶ

SIMフリースマホの利用を検討しましょう。毎月のスマホ代・携帯代には、通信量の他に端末自体の購入料金が含まれています。iPhoneなどの人気機種は高額であり、10万円近くするものも少なくありません。HUAWEIやoppoなどのSIMフリースマホであれば、iPhoneの半額~4分の1ほどの価格で購入できます。

11.通話料半額アプリを利用する

格安SIMにすると、通話料金を半額にできるアプリが利用できます。通話料半額アプリは、通話相手がアプリを使用する必要はなく、スマホ・携帯・固定電話・国際電話などに関わらず、半額で通話できます。通話には電話回線を利用するため、無料通話アプリのように通話品質の劣化の心配もありません。

12.通信速度を切り替える

格安SIMにすると、通信速度を切り替えることでスマホ代・携帯代を安くできます。低速通信に切り替えている間は、データ利用量の消費がありません。高速通信が不要な場合は、積極的に低速通信に切り替えるようにしましょう。

13.旧モデルの「型落ち」スマホを選ぶ

旧モデルの「型落ち」スマホを選ぶと。本体の購入価格を安く抑えられます。毎年新しいモデルが発売されるような機種は、新旧モデルの機能やスペックに大きな差がなく、不自由なく使える事が多いです。

14.中古スマホを選ぶ

中古スマホを選ぶことも、端末代を安く抑えるためには有効です。中古品でも性能に問題ない端末が、たくさん販売されています。一度他人が使用したものでも気にならないという人にはおすすめです。他人が使ったものは抵抗があるという人は、家族が機種変更したタイミングで、それまで使っていた端末を譲ってもらうという方法もあります。

15.新古品を探す

中古品には抵抗があるが端末代をなるべく抑えたいという場合は、新古品を探すという方法もあります。新古品とは、展示や撮影などのために開封されたけれども、未使用である商品のことです。比較的、お得な値段で販売されていることが多いですが、新古品は数が少ないため、購入したい場合は根気強く探す必要があります。

参考:https://aeonmobile.jp/column/save-smartphone-bills/