③毎月の貯金を自動化

#1「貯金の目的・名前」を設定しよう

目的別に貯金を分けるメリット

まずは、なぜ目的別に貯金を分けた方がいいのか、そのメリットについて説明していきます。

\メリットはコチラの4つです/

  1. 目標金額が把握できる
  2. 貯金の管理がしやすい
  3. 計画的に貯金ができる
  4. 無駄遣いを予防できる

目標金額が把握しやすい

貯金を目的別に分けることによって目標金額が立てやすくなります。

1つの口座で貯金をしていると、減ったり増えたりを繰り返して、目標金額の把握や予測か大変です。

目的別に貯金を分けることで、目標金額が明確になり、目に見えて貯まっていくのが実感できます。

貯金の管理がしやすくなる

以前の私は1つの口座で貯金を貯めていたので、目標金額や何に使用するのかをよく決めず、ただ毎月貯金できればOKという認識でした。目標もなかったので、あまり貯金の管理はしていなく、なかなか貯まらないことが多かったです。

しかし、貯金を分けたことで目的がそれぞれ明確になり、どのくらい必要か・いつ必要かを予測して積み立てることができるようになり、管理がラクになったんです!

1つの口座で貯金していると、減ったり増えたりを繰り返して管理が大変ですが、貯金を分けることで貯金残高の把握や管理がラクになります。

計画的に貯金ができる

貯金を分けることで目標金額が明確になり、いつまでにいくら貯めるぞ!と計画的に貯めることができます。

目標金額があるとやる気がアップしますし、達成した時の嬉しさは格別です!

目標や期間を決めずに貯金をしていると、貯金が辛くなる時期がやってきます。

なんのための貯金か、いつ使うから貯めるお金なのかを決めるだけでも、お金が貯まりやすくなりますよ!

無駄遣い防止になる

1つの口座で貯金を管理していた時は、貯金できているからいっか!と、ついつい貯金を使っていたことがよくありました。

貯金の目的がないと、頑張っているご褒美という理由で貯金に手を出してしまうことも。

目標を決めてそれぞれ貯金をすることで、目的以外に貯金は使うことはないので、無駄遣い防止になります。

私は目的別貯金を始めてから、貯金に手を出してしまうクセがなくなりました。

期間と目的で分ける

貯金をいつ・何に使うのか、期間と目的で分けてみると予測や目標が立てやすくなります。

人生のライフステージでは、様々なタイミングで大きなお金が必要になる時がきます。

期間と目的の分け方は、こちらの表を参考にしてみてください。

短期貯金

1年から2年後に使う予定の貯金は短期の範囲になります。

短期貯金の例

  • 趣味
  • 旅行
  • 税金の支払い
  • 冠婚葬祭
  • 家電・家具の購入
  • 引越費用

メモ

直近で購入する予定があるものや、大きな出費がある場合は目標金額と期間を決めて貯めていきましょう。

中期貯金

3年から10年以内に必要になってきそうな貯金は中期の範囲になります。

中期貯金の例

  • 車の購入
  • 住宅の頭金
  • 結婚費用
  • 出産費用
  • 買い替え
  • NISA

メモ

必ず購入する必要がある車や住宅などの費用は、計画的に短期貯金とのバランスを考えて貯めていきましょう

長期貯金

10年以上先に必要になる貯金は長期の範囲に含まれます。

長期貯金の例

  • 教育資金
  • 住宅ローン
  • 住宅維持費
  • 投資
  • つみたてNISA

メモ

10年後の収入や支出は予測が難しいですが、現状のライフスタイルをもとに、必要な金額を計算してみましょう。

老後貯金

退職後の老後生活に必要なお金は、人生100年時代と言われている現代で、必ず必要になってきます。

老後必要になるお金の例

  • 生活費
  • 医療費
  • 趣味・娯楽費
  • 介護費用
  • リフォーム費用

メモ

貰える年金がいくらなのかを年金定期便などで調べて、自分が最低限暮らせるお金だけでも少しずつ貯めていきましょう。

最低限必要な貯金の項目

最低限必要な貯金は、ライフプランで大きなお金がかかる人生の3大支出の教育資金・老後資金・住宅資金」です。

人生において大きなお金がかかる3つの支出を、バランスよく貯金できる計画を立ててみましょう。

備えれば安心できる「特別費」「生活防衛資金」も、生活が安定するので貯めることをオススメします。

貯金の優先順位は?

重要度も高く、使う予定が近いものを優先的にすることをオススメします。

バランスよく、収入や状況によって貯金額を変えていくことで、無理なく貯金ができますよ。

まずはいくら必要なのか金額を決めて、必要な貯金額やいつまでに貯めるかをある程度決めることで、迷うことなく貯金ができます。

貯金を分ける時の注意点

にゃん吉

貯金を分けるときの注意点は3つです

  1. 口座を持ちすぎない
  2. 細かく分けすぎない
  3. 使いすぎない

細かく分けすぎない

目的別貯金は、本当に必要な貯金に絞ることが大切です。

たくさんの項目に分けてしまうと、管理も金額の把握や予測も難しくなります。

まずは必ず必要になる貯金を優先しましょう。

まとめられる項目は、できるだけまとめて目標を立てることをオススメします。

使いすぎない

〇〇用の貯金だから使ってもいっか!と使ってしまうと、結局無駄遣いになることも。

目標金額の設定と、明確な利用目的を設定することで、使いすぎを防止できます。

本当に必要な時に貯金を使うように心がけることで、無駄遣いを回避できます。

目的別口座が便利!

ほとんどの銀行は、口座を開設したら1つの口座につき複数の口座を持つことができません。

しかし、これからご紹介する目的別口座があるネット銀行なら、1つの口座内で別の口座を作成できる機能があるんです。

目的別口座を利用すれば、給料が入っても毎月振替をするだけで、簡単に貯金の振り分けが可能になります。

1つの口座で貯金を分けて管理できるので、簡単に目的別貯金ができますよ!

まとめ

今回は目的別貯金について紹介させていただきました!

まずは必ず必要な貯金を書き出して目標を立てることが大切です。

目標といつまで貯めるかを決めるだけで、お金が貯まりやすくなります。

目的別貯金は封筒や口座など、自分が管理しやすい方法で貯めましょう!

目標金額を達成できた時は「貯金を頑張ってよかった!」と、きっと思えます。

ですが、生活を圧迫する貯金額ではなく、無理のない範囲で貯金していきましょう。

将来の貯金のために今を楽しむことを諦めないでくださいね。

参考:https://nyankichi-moneylabo.com/mokutekibetsu-chokin/